病棟のプレイルームに集まれるお子さんがいないということで急遽お部屋に伺うことになりました。
大変な治療を受けているのでしょう、お母さんや保育士さんにしがみついている子、痛がって泣いている子ばかりなのでいつものように笑顔でお歌を!というわけにはいきません。
おおきなくりの木や、犬のおまわりさんなど、知っていそうな歌を中心に、編んでるシアターをはじめると、編んだ動物たちにびっくりして泣き止んだ子たちも、診察に入ってくるお医者さんの姿を見ると現実に引き戻される空気がピンと漂います。
でも少しの間でもじっと見つめてくれて良かった、手をさしのべてハイタッチしてくれる子もいて、もっともっと身近な存在になりたいものだと思いました。